プラネテス 6 [DVD]



プラネテス 6 [DVD]
プラネテス 6 [DVD]

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2002年の星雲賞を受賞した幸村誠のコミックを原作にしたTVアニメシリーズ。時は2075年、宇宙旅行が一般的になった時代、宇宙に漂うゴミ“デブリ”が大きな問題となっていた。職業宇宙飛行士としてテクノーラ社に勤務し、デブリを回収する仕事をしている主人公、星野八郎太(通称ハチマキ)と、新人タナベをはじめとする同僚たちが、宇宙で活躍するSF作品だ。
普遍性と独自性のバランスが絶妙な物語世界と、精密な考証によってもたらされるリアリティが、広大な宇宙へのロマンをかきたてる。同時に、大企業の日陰部署を舞台にした“職場モノ”でもあり、「会社員として、プロフェッショナルとして現実と折り合いをつけながら生きるということ」というテーマにも踏み込んだ点で、従来の“宇宙モノ”とは一線を画す、ユニークかつ志を感じる一作となっている。(安川正吾)



プラネテスの中で一番好きな巻です

プラネテスはどの話を取ってみても出来がすばらしいのですが、この巻の「イグニッション」ほど心にガツンと来た話はありません。

私が見るハチマキは、最初はいろいろ自分に言い訳を付けて逃げ回っている感情的な人に見えましたが、このイグニッションで大きく見方が変わりました。

いま置かれている自分のみっともない状況を、他人のせいにするとこは私も含めて皆さんも経験があることだとは思いますが、
この巻でハチマキはまったく曇りのない目で自分をまっすぐ見つめ、
情けない自分を受け入れ、それを突き破る強い心を勝ち取ることに成功しています。

こいう複雑な心境を「イグニッション」たった1話で描ききっています。

ここからハチマキの快進撃が始まる起爆剤ともなる話なので、是非お勧めします。
元気の出るセリフ!

「俺、考えたんだ。あのエンジン作った人もあんたみたいなヤツと喧嘩したのかな・・・って。」
元気の出るセリフが必ずこの作品にあります。
上のセリフの続きは、作品を買ってからのお楽しみ。
胸が熱くなります。・・・間違いない!
う〜ん、さすが!!

 前半と後半のメルクマールになるであろうのがこの巻。話の密度がどんどんと高くなるのを感じる。この巻に収録されている話をざっと見るなら、まず「彼女の場合」はいつもセリフの少ないメーデルが主役の話。彼女の本当の一面が明るみになり、これで晴れてメーデルもデブリ課の一員に。「イグニッション」はその名のとおり。後半への発火点。しかもラスボスともいうべき、もう一人のハチマキが初登場する記念すべき回だ。「それゆえの彼」は後半の中心になるフォン・ブラウン号やゴローやロックスミスなどが登場、お話は本格的に佳境に入っていく。 
 この巻での見所といえばやっぱり「イグニッション」でしょう。一人宇宙に取り残された事故により、思わぬトラウマ持ちになってしまったハチマキに、もう一人の自分が語りかける。「これはチャンスだ。これで、あんなことがなかったら今頃オレは、と思い続けて、体よく夢を夢で終わらせる言い訳が出来たじゃないか」と。この回ははっきり言ってよくありがちな総集編ともいえるんだけど、それをそれにとどめないうまさがある。お前は本気で夢を追う気があるのか?夢のためにすべてを捨て去る気概があるのか?という問いは、今後のメインテーマになる。それとハチマキが対峙しなければいけなくなった根本のエピソードとしてこの回は重い。それにしてもよくもまぁこんな展開をやらせたもんだ。とてつもなく「痛い」話。ハチマキが直面する、夢と現実の対立は実感としてリアルな話だ。
あそこでああしとけば今の人生もうちょっと良くなってたかも、とか、あれがあったから仕方なくあきらめたけどそれさえなければ今頃・・・なんて考え、吹っ飛んだ天才じゃないなら、誰でも一度は抱いたことがあるだろう。それをこんな形で映像化する。これは「文学」だよ。そういってもまったく恥ずかしくない。
見入ってしまう感じです。

前巻で互いの気持ちに気付いた、ハチマキとタナベ。
この巻でも観ていてこちらが恥ずかしくなってしまう位の初々しさを見せてくれます。

普段、寡黙な仕事人間の派遣社員エーデルの悲しい過去を描いたエピソード「彼女の場合」。これは展開にとてもハラハラさせられました。ラスト、エーデルの頑なな心が少し和らぐ場面などは観ていてこちらも自然と笑顔になるような、そんな気分にさせてくれます。

デブリ回収中の事故で空間喪失症に陥ってしまったハチマキの心の葛藤とリハビリを描く「イグニッション」。これは月に場面を移しての話になるのでノノちゃんが再登場します。

あとは、ハチマキの父さんが初登場する「それゆえの彼」。この話が一つの起点となって、物語が大きな動きを見せていくようなのでこれからのリリースがとても待ちどうしくなりました。更にこれからの展開に期待を持たせてくれる6巻目です。
怒涛の後半戦・・・?

シナリオ、キャスト共に大胆かつ大幅なアレンジ(?)が
加えられているアニメ版「プラネテス」。

主人公は一応ハチマキですが、脇役たちにもキッチリ見せ場が
用意されているので、正に宇宙時代に生きる「人々のドラマ」
となっています。

ハチマキの「病気」をきっかけに、物語の展開が変化し始める
感のある6巻。

木星行きがチラつき、タナベとはどうなっていくのか・・・?

続きが楽しみですね。



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