その志を受け継ぎ……
「死して不朽の見込みあらば、いつでも死ぬべし。生きて大業の見込みあらば、いつまでも生くべし」 吉田松陰のこの言葉が読んでいる間、ずっと頭の片隅にありました。 「用兵の妙、神の如し」とうたわれ、初代の司法大臣、そして日本大学(日本法律学校)学祖である山田市之允(顕義)を主人公としたお話です。 吉田松陰、久坂玄瑞、高杉晋作との係わりを軸に、山田市之允の松下村塾入門から箱館戦争までが描かれています。 吉田松陰、松下村塾の門下生達の純粋なまでに国を想う気持ちが、やがて時代を動かす力となっていきます。 それまでに多くの仲間達が志半ばに倒れていきます。しかし、彼らの強い想いはしっかりと受け継がれていきます。吉田松陰の想いは久坂玄瑞に、久坂玄瑞の想いは高杉晋作に、そして彼らの全ての想いを受け継ぎ、市之允は戦いへと赴いていきます。 彼らの国を未来を真剣に想う気持ちに胸が熱くなりました。
文芸社
獅子の棲む国 晋作 蒼き烈日 長州ファイブ 1 (B’s LOG Comics) 土方歳三散華 (小学館文庫―時代・歴史傑作シリーズ) 高杉晋作 (甦る伝記の名著 幕末維新編)
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